いつでも思考はマリアナ海溝

様々なSNSや情報の波にのまれ、疲れてしまった人々に届けたいゆっくり考えることができるブログです

若者の情報リテラシー

 最近Xをみなくなり、はてなブログばかり見るようになった。情報の流れが速く、私にはついていけない。もっと一文情報だけでなく、鳥のように俯瞰してみるということもできるのだろうけれど、私はまだ17歳で、論理的思考というものはそこまで身に付いていない。論理的思考は、年齢が上がるにつれてレベルアップしていく。先天性よりも経験だからだ。

 

 Xに居続けると、誰かが批判をして、その批判を批判しているという光景をよく目にする。もちろん可愛らしい写真や面白い写真も流れてくるが、トレンド入りしているのはネガティブで批判の的になりやすいもの。

 

 私は一つ一つの意見を深く考え、どちらが正しいのか深く考える。パッと見て間違っていると思うものも考える。それは私が間違っているかもしれないから。そのうちにまたツイートが大量にされて情報の波にさらわれていく。

 

 きっと私と同じティーンエイジャーはここまで考えていないと思う。どちらの意見がみんなの意見なのかを見てどちらかへ乗っかる。ツイートを読み怒りが沸いたり、笑ったりする。そして自らもツイートする。

 

 政治運動の反対の場としてユーザーたちを扇動するのは良いと思う。アメリカはトランプが大統領となり、兵庫県と知事選挙では若者たちの投票で齋藤さんが返り咲いた。政治の場がマスメディアではなくSNS中心になったことを意味している。これこそ本当の民主化である。

 

 マスメディアの影響力だけでのし上がった人間が増税と、法人税の減税を繰り返しているためだ。来年また保険料を上げるらしい。バカすぎる。普通、増税は景気が良い時にするものだ。それなのに政府はデフレで増税をし続けている。バカすぎる。バカを漢字で書く気にも慣れない。馬と鹿に失礼だ。

 

 話がそれてしまったけれど、そんな自民党の悪ばかり目に見えるxの中にいると頭が痛くなってくる。

 そこに住みつけなくなり、私ははてなブログへと移住した。様々な交錯する情報の中にいるより、まとめられた記事が並べられているはてなブログの方が私の性に合っている。それにここでは私の考えを言葉にして書き起こし、投稿することができる。

 

 Xではできなかった。たった100文字程度に言葉をまとめても、意味はないと思う。言葉は短くすると短くするほどわかりやすいため、たくさんの人に伝わるけれど、それでは大切なことが抜け落ちることがある。

 

 でもここではどれだけ細かく書いても制限がない。私の記事を見たくない人間は見ないということができるし、読みたい人間だけ、読めばいい。Xではアルゴリズムによって、不可抗力で見ざるおえないことになる。

 

 コスパ、タイパを重視し、さまざま意見を取り入れ、社会に置いて行かれないようにすることも大切かもしれないが、Webの記事を見ていくだけで置いて行かれることはないと、私は思っている。

 

 マスメディアは真実を言っていることが少ないために信じる事をやめた。アメリカの大統領選挙でそれは顕著だった。マスメディアではハリス優勢と、日本だけでなくアメリカのニュースCNNでも報じていた。だが、ふたを開けてみれば、トランプの圧勝。

 

 これから情報の量が多くなり、時代の速度が上がっていくにつれて、時代に取り残され、今何が起っているのか分からない人間が沢山出てくると思う。時代の流れはSNSに左右されているが、私はその世界に居続けることは苦しい。

 

 通りすがりの人が話しかけてくるようなXのような情報媒体ではなく、図書館で本を見つけるようなブログの方が情報が整理しやすいのではないかと私は思う。